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「未来への伝言」核兵器のない世界を・・・
~町田市原爆被害者の会(町友会)編 「未来への伝言」被爆の証言を伝え、核兵器のない世界を~

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衆-予算委員会-藤島委員平成15年02月13日

衆-予算委員会-藤島委員平成15年02月13日

○藤島委員 どんどん前向きに進めていただきたいと思います。
 それから、だんだん私の最終的な質問の方向に入っていくわけですけれども、岩国の基地がありますね。これは共用化の方向で今話を進めているということで、これも私は非常にいい方向だと実は思っています。これについては、あえて質問をしませんけれども。
 それで、米軍の海外における空軍の基地といいますか飛行場といいますか、どうなっているのか、それをお聞きしたいと思います。特に首都圏の基地について。

○海老原政府参考人 ただいまの御質問は、海外の米軍の基地で首都圏、首都に特に近いところにあるものにはどういうものがあるかという御質問だろうと思いますけれども、我々の方で、これは国防総省の資料でございますけれども、それに当たりましたところ、韓国の烏山空軍基地でございまして、これはソウルからの距離が約五十六キロというふうに記載をされております。

○藤島委員 そうじゃないでしょう。ほかの国の首都圏に米軍の広大な飛行場なんてあるところはないということですよ。たまたま韓国だけは事情があって例外的にある。ほかの国はないでしょう、首都圏に米軍の広大な飛行場は。

○海老原政府参考人 首都圏ということでございますれば、今、藤島委員のおっしゃったとおりであると思います。大都市ということであれば、フランクフルトから約十六キロというところにラインマイン空軍基地というのがあるというふうに承知いたしております。

○藤島委員 ただ、フランクフルトは、というか、ドイツはちょっと都市がばらばらですから、我が国みたいに集中していませんから。
 というのは、ここで本題に入るんですけれども、横田の飛行場なんですよ、横田の飛行場。ここに地図があるんですけれども、これは相当広いんですよね。横田の飛行場の概要について、これは外務省か防衛庁かどっちかですけれども、ごく簡単でいいです。

○赤城副長官 お答えいたします。
 横田飛行場の施設の概要についてというお尋ねでございましたが、横田飛行場には、在日米軍司令部、第五空軍司令部、第三百七十四空輸航空団等が置かれており、在日米軍の司令部機能及び輸送中継基地機能を果たしております。この横田飛行場は、東京都の福生市、立川市、昭島市、武蔵村山市、羽村市、西多摩郡瑞穂町の五市一町に所在し、その面積は約七百十四ヘクタールであります。
 施設につきましては、飛行場施設、事務所、兵舎、家族住宅、倉庫等が所在しております。また、長さ約三千三百五十メートル、幅約六十メートルの滑走路を有しております。

○藤島委員 七百ヘクタール、これは大変な広さなんです。
 ところで、国土交通大臣、お待たせしました。羽田と成田、これの概要について、もしあれだったら政府参考人でも結構ですけれども、今の関係とのあれで比較してみまして、羽田と成田が今どうなっているのか、どんなものかというのを御説明いただきたい。

○洞政府参考人 羽田空港の面積は千二百七十ヘクタール、それから、成田空港の面積は千八十四ヘクタールでございます。
 羽田は滑走路三本、成田は滑走路二本ということで運用しております。

○藤島委員 横田が七百、羽田が千二百、成田が千、ほぼ似たような広さなんですよ。ゆったりしているんですよ、要は。
 では、羽田、成田、それと横田、この三者の離発着回数、これをわかりましたら。

○洞政府参考人 横田の離発着回数の実態は私どもは把握しておりませんけれども、大まかに申しまして、羽田は約二十四万回、それから成田空港は約十八万回でございます。

○赤城副長官 横田飛行場の管制回数でございますが、近年の実績を見ますと、おおむね年間四万回程度と承知しております。

○藤島委員 お聞きになったとおりですよね。横田が四万、羽田と成田がそれぞれ二十四万とか十八万ですね。だから、横田はまだ十分あるんですよ。
 それで、国交省の方に伺いますけれども、今後の旅客数の見通し、これをお伺いします。

○洞政府参考人 羽田の年間国内旅客数は、平成十三年度実績で約五千七百万人でございます。将来予測につきましては、二〇〇七年で五千九百万人、平成二十四年、二〇一二年度で七千三百二十万人と予測しております。約三割伸びると予測しております。
 成田につきましては、同じく平成十三年度、二〇〇一年度で二千七百万人でございまして、将来予測につきましては、二〇〇七年、平成十九年度で四千万人、約五割増、二〇一二年、平成二十四年度で五千二百万人、約九五%増と予測しております。

○藤島委員 今の数字、すっと聞いているとそのままいっちゃうんですけれども、この数字の二〇〇七年、五千九百二十万、これは、二〇〇〇年が五千七百万人ですから、二百万人しかふえていない。それで二〇一二年には一気に七千三百万人と、余りふえなくてぴゅっとふえる。これはどうしてこういうふうな数字を見込んでいるか。

○洞政府参考人 羽田空港につきましては、国内航空需要の増加から既に発着能力の限界に達しておりまして、羽田空港の容量拡大は、先生御承知のとおり、喫緊の課題ということでございます。
 このため、国土交通省といたしましては、羽田に四本目の滑走路を新設する再拡張事業について検討を進めているところでございますが、そういう意味で、二〇〇七年度時点では、いまだ現有施設での対応ということにならざるを得ないために、羽田の容量制約の関係から、需要の予測値が低く抑えられた形になっております。

○藤島委員 扇大臣、こういうことなんですよね。本当はずっと真っすぐ伸びたいんですよ。ところが、いろいろな事情もあって低く見積もらざるを得ない。それぐらい本来必要なんですよね。そこは御認識はよろしゅうございますか。

○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、予定どおり伸びればいいし、需要もあります。また、乗り入れの希望も殺到しております。しかも、今、少なくとも羽田は一時間で二十八便。一時間に二十八便ということは二分に一機と大変過密でございますから、当然私は、今おっしゃったように、平均して御希望どおりの離発着ができるようにするというのが理想でございます。

○藤島委員 今手元には、比較して、ロンドン、フランクフルト、パリ、ニューヨークの数字も持っているんですけれども、相当の回数、我が国に比べまして多いんですよね、首都圏の飛行場は。もっとも、ロンドンはヒースローとガトウィックとか、パリはシャルル・ドゴールとオルリーとか、ニューヨークは御承知のジョン・F・ケネディとラガーディアとか、二つ三つあるんですけれども、ただ、それぞれ一つずつも結構大きい。余裕を持っているわけですよね。
 ところで、申し上げたいのは、時間がだんだんなくなってきましたので申し上げますと、アジアのハブ空港として東京、羽田、成田が相当機能しておったものが、今のような状態でいきますと、どんどんほかの国に食われちゃう。上海にしましても、あるいはシンガポールにしても、あるいはバンコクにしましても、どんどん食われていっているんじゃないか。この点についてはどういうふうに御認識ですか。

○扇国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、ですから、日本の空港行政のあり方そのものを私は長期的に検討しようと。
 しかも、今藤島委員たまたまおっしゃいましたけれども、局長が成田二本と大きな顔をして言いましたけれども、私は大きな顔をして言えないと思います。二十五年たってやっと二本目が暫定ですから、暫定滑走路ということを言わないで二本ありますなんて大きな顔を私はできないと思います。
 私は、今ここで、今時間がありませんとおっしゃいましたのであえて言いませんけれども、少なくともアジアの近隣の空港を見ましても、国際プロジェクト、いわゆる国家的戦略というものを各国全部持っています。ですから、韓国の仁川にしろ、少なくとも四千メートル級二本、しかも、これを四本にしようというんです。これも観光客を誘致しようという大胆な発想です。そして、中国も、一カ所に集めよう、周りの小さいのはやめて国際空港に集中しよう、そして国内線に乗りかえを便利にしようという、これは国策をつくっております。
 そういう意味では、私は、成田、羽田、そして関空、中部、そういう日本の玄関口がいかに国際線と国内線の乗りかえが不便なのか、また高くついているか、そういうことを考えれば、国際競争はアジアに、中でもハブ空港たり得ない現状であるということは御認識のとおりです。

○藤島委員 まさにそういうこと。これは我が国の経済の発展の阻害要因になりかねない。財務大臣は一生懸命財政金融でやっていても、こういうことが非常に足かせになる。これは、なかなか目に見えないようでも大変重要なことだと私は思っているわけなんですね。
 ところで、防衛庁長官に伺いますけれども、単純に言うと、自衛隊の軍民共用飛行場ですね、これは今どういうふうになっていますか。簡単でいいんですけれども。

○赤城副長官 お答えいたします。
 お尋ねの件、どういうふうになっているかということでございますが、ちょっと一例として挙げさせていただきたいと思いますが、千歳の飛行場、例えば自衛隊機が二万一千回航空管制しております。軍用機が二百六十八回とか、民間機が十万九千六百十回、こういう資料がございますけれども、そういう点でよろしゅうございますか。(藤島委員「軍民の離着陸」と呼ぶ)はい、でありましたら、資料に沿ってお答えさせていただきます。
 千歳飛行場につきましては、これは新千歳空港と管制業務を共用していますので合わせた数字ですけれども、自衛隊機が二万一千七百二十一回、軍用機が二百六十八回、民間機が十万九千六百十回であります。三沢飛行場につきましては、自衛隊機が三万九百三十六回、軍用機が一万三千七百十七回、民間機が八千六百九十四回。百里飛行場につきましては、自衛隊機が二万六千百八十五回、軍用機が十九回、民間機が一万四千百十五回。小松飛行場につきましては、自衛隊機が二万九百四十回、軍用機が三回、民間機が一万六千八百十七回の管制回数。これは平成十四年の一年間の回数でございますけれども、そのような管制回数になってございます。

○藤島委員 私が申し上げたいのは、軍の、自衛隊を軍と言っちゃあれかもしれませんが、軍の飛行場であっても民間と十分共用はできるということを申し上げたいわけですよ。
 それで、もう一つ、きのうの新聞ですか、羽田に深夜便の受け入れというようなことも国交省の方も考えているようですけれども、全体に首都圏の飛行場を効率よくやろう、こういうことで、私は非常によろしいんじゃないかと思うんです。
 そういう中で、石原さんが都知事になりましてから、横田の飛行場の民間共用化ということを実は言っておるわけですね。確かに騒音の問題も若干あるんですけれども。ここにあるんですけれども、騒音のうるさいところ、これは上の方が大きいわけです。これは、上の方の大きいのは米軍のC5のギャラクシーとか、あるいはC130なんです。小さい方がボーイング777ですね。これがこの中に入るんですよね。そういう意味で、騒音の問題はそれほど深刻にはならないというふうに考えているわけです。
 そんなことで、私は、東京にあるこの横田の飛行場を、今すぐということにはなかなか難しいかもわかりませんけれども、共用の方向で考えてみると。もちろん、市町村に若干反対があれば、それは東京都の方が説得すればいい話なんで。こんなこともあって、本当は東京都の担当の方を参考人でお呼びしたかったわけであります。
 私、政治家としての扇さんにお尋ねしますけれども、やはり、先ほど来のような議論の中で、横田が共用飛行場だったらいいな、こう考えるのが私は自然だと思うんですけれども、どうでしょう。

○扇国務大臣 今、騒音の問題は東京都が解決すればいいとおっしゃいましたけれども、なかなかそれは年月がかかるということで、今すぐ、今の私たちが思っているときに解決できるというふうにはなかなか難しい問題がある。
 それはなぜかといいますと、過去に、横田空港の返還について、あるいは共用開始等々については、日米合同委員会の下に、下部組織で民間の航空分科委員会というのがございます。そこで過去七回にわたって、横田空港の空域の削減をしたいと。空域自体も、羽田に今度四本目をつくるについても、横田の空域を利用させていただければ大変便利であるということで、過去七回申し入れてございます。けれども、横田空港の返還あるいは共用については、米軍の運用上の必要性で今極めて困難である、そういう回答が七回来ております。
 けれども、私は、少なくとも米軍の空路の進入管制業務というものは、横田空港に関しては、羽田の四本目の滑走路を今回整備しようということで関連の関東圏の皆さん方と話し合って知恵を出し合っていますけれども、これが、もしも空域を日本で管制させていただくともっと便利になる、特に羽田から西へ飛ぶ場合は横田空域を通させていただければもっとロスが少なくなると私は思っていますので、これは、過去七回ありますけれども、気長に交渉するということはこれは可能ですけれども、今おっしゃったように、住民の反対等々、それでなくとも米軍の騒音だけでも大変なのに、そこに加味して民間の騒音が入ったら大変だという、これも簡単にはいかないということだけは申し上げられます。

○藤島委員 いや、管制権の問題は最後に伺おうと思ったんだけれども、要するに、国交省としては、我が国は縦割りの役所ですけれども、非常に期待しておると。それはいいんですよ。だから、私が言った騒音の方は、さっき申し上げたでしょう、こういうふうにすっぽり入っておるんですよ。それは、地元はそう単純にいいとは言いませんよ。ただ、現実はこういうふうに入っているんですよね、騒音、この中に。それと四万回なんですよ。ほかはちゃんと十何万回、二十何万回、だから離着陸には余裕がある。しかも、大型のギャラクシーみたいなのが騒音をばらまいている中で、ボーイング777はちゃんと入ってうるさくない、こういう実態、あるいは東京都も非常に期待しておる、こういう実態を踏まえて、それは、扇さんがおっしゃるように、きょう、あした、これは無理ですよ。ですから国交省も四苦八苦しているわけでしょう、実際。本当の需要があるにもかかわらず、それに追いつかないと。だったら、横田の飛行場を軍民共用にしてもらったらいいじゃないかと。
 確かに、横田の飛行場というのは米空軍の重要な飛行場ですよ。これは三沢にもありますけれども、司令部としての機能が横田にありますので、重要な飛行場。ただ、民間が入ったとしても、ターミナルビルと格納庫みたいなのが必要。ただ、有事になれば、ここは輸送用の部隊ですからいろいろなものが来ますけれども、民間機が出ていった後、格納庫なんか十分使えるわけですよ。むしろあった方がいい。それなので、有事を考えた場合は、決してそんなに邪魔になるものじゃないので、私は十分に検討すべきだと思う。ですから自衛隊の方も、軍民でかなりやっているわけですね。どの程度やるかはこれから話をすればいい。しかし、きょう、あしたですぐ解決する問題だとは思わない。
 その辺を申し上げて、中長期でやはり米側としつこく何回も、それが自主外交じゃないですか、こう言っている。最初からあきらめていたんじゃだめなんですよ。

○扇国務大臣 これは、私がこういう職についてから、東京都の石原都知事とこのことに関しては十分に話し合いも何度もしております。そして、都知事がアメリカまでいらっしゃいましたけれども、これは国の問題だというふうにおっしゃって、私たちは外務省と一緒に、この米軍への申し入れというのは今まで過去七回ですけれども、今後も続けていく。
 そして、それよりも早く羽田の四本目をつくるということとともに、私は気長に交渉を続けていきたいと思っています。

○藤島委員 それは、国交省は自分の責任ですから、羽田をきちっとやらないかぬ。しかし、国民全体の立場からいえば、これは国民の財産なんですよ、言ってみれば。東京都だけの問題じゃない。国民全体の財産ですね。
 そういうことからきちっとやるべきだということなんですが、このやりとりから、外務大臣、きちっと、すぐという問題じゃないことはわかっていますけれども、中長期の問題として、私は、外務省は関係の省庁とも勉強して前向きにやっていく、こういう必要があると思うんですが、外務大臣はどうですか。

○川口国務大臣 横田飛行場の件でございますけれども、これは、委員御案内のように、在日米軍の中枢的な施設ということでございまして、重要な役割を果たしているということでございますので、委員も今おっしゃられましたように、それから、扇大臣も先ほど来おっしゃっていらっしゃるように、現時点で、政府として、米国政府に対して横田飛行場の共用ということを、共同使用を求めるということは考えていないわけです。
 他方で政府としては、これは、いかなる施設も区域も、日米安保体制の目的を達成するという前提の中で、地元地方公共団体の御要望、これをしっかり踏まえまして、そして、各関係省庁と調整をいたしまして、委員もおっしゃられましたように、中長期的な課題といたしまして、日米安保体制の目的を達成するための在日の米軍施設及び区域のあり方について検討をして、そしてその中で、国民の皆様の御理解を得るように努めながら適切に対処してまいりたい、そのように考えております。

○藤島委員 私が申し上げたように、今すぐということにはならぬのだけれども、中長期の問題ということで前向きに、積極的に取り組むという答弁というふうに私も受けとめて、ぜひそういう方向で頑張っていただきたい、こう思います。
 同じ横田関係で管制の問題ももう一つあるんですけれども、先ほど扇大臣が、空域の問題についてはぜひお願いしたいというのが国交省の御意見であるということでありますので、外務大臣も、この点も踏まえて、折を見てどんどん我が国の立場を米側に伝えておいていただきたい、交渉していただきたい、こう思います。
 最後に防衛庁長官にお尋ねしますけれども、先般、防衛庁長官はテポドンの件で、我が国を攻撃する意思が明確であり、油を注ぎ出した、その際には、我が国も、自衛権の行使の端緒として相手側に武力行使があった、こういうふうに判断してもいいんじゃないか、こういう発言がございましたけれども、これは新しくて古いような話なんですけれども、昭和四十五年にこんな話も実はあるんですね。
 これは、楢崎弥之助さんという議員が質問したんですけれども、要するに、相手が武力行使をした、自衛権の三原則のうちの一つがクリアしないといかぬわけで、その三つの時点で、どの時点で自衛権は発動し得るかという例で、日本艦隊がアリューシャンに向けて行って、「ニイタカヤマノボレ」の電報を打ったとき、つまりハワイ島に向かえというあの「ニイタカヤマノボレ」の電報が傍受されたとき、これはアメリカ側が自衛権を発動する際にですよ、それが一つ。それからいよいよ南下して、一定の地点から空母より艦載機が、我が国の空母ですけれども、艦載機が発進してオアフ島に向かったとき、これが第二の時点。それから、いよいよアメリカの領域内に攻撃機が入った場合、この三つのどこでいいんですか、こういうふうに実は質問をしたんですよ。
 それに対して、当時、見方は大変難しいと。「すでに着手があるかないか、これを説明しろといっても、むろんこれはできませんけれども、その具体的な事情に徴して、武力攻撃の着手があったときには、武力攻撃があったものと考えて少しも差しつかえないと思います。」こんなばかな答弁なんですよね。
 要するに、これだけ具体的なことを言っても、なお全然答えてなかった。それに対して、防衛庁長官は相当明確に答弁をして、これは法的な問題で、非常にすっきりはしていると思うんですけれども、今、なぜこういう発言なのか。決して非難する意味じゃないんですけれども、お伺いしたいと思います。

○石破国務大臣 これはもう委員がよく御案内のことであって、要は、被害を受けてからでは遅い、しかし、おそれではだめだ。自衛権行使としての武力行使の三要件の中で、では、どこをもって実行の着手と見るかということであろう。そうすると、客観説とか主観説とか、いろいろな議論があります。しかし、ある意味、かなり不可逆的なものというのも考えていくことになるのだろうということだと思っています。
 要するに、これから日本に向けて撃つぞ、そのためにミサイル燃料を注入し始めたぞということになれば、それは一つの要素たり得るのではないか。しかし、そのことをもって定型的に、では、そういってミサイル燃料を注入し始めたら、それをもってすべて着手かといえば、そういうわけでもない。
 いろいろなことを総合的に考えていかなければいけないけれども、私どもがやらなければいけないことというのは、おそれがある段階で自衛権の行使はできない、しかし、被害を受けてからでは遅い、だとすれば、どうやって国民を守るんだと。国の独立と安全を守るのが政府の責任でありますから、その場合に、実行の着手というものをどの時点に求めるかというときに、これからやるぞといって燃料を注入する、それは一つの要素たり得るのではないか、総合的に判断する一つの要素たり得るのではないか、そういう意味で申し上げたのであります。

○藤島委員 非常に国民の関心事について明快にお答えになって、非常にいいことだと私は思うんです。
 ところで、これで一つ、ちょっと心配なことが。それでは一体、我が国が対抗手段あるのかどうか。もう時間ありませんのであれですけれども、今、空中給油機を買うことにしていますので、今の戦闘機では、日本の基地から、小松が一番近いんでしょうけれども、飛んでいっても、向こうで爆撃というか戦闘行為やって、帰ってこれませんよね、空中給油機があればその点はあるんですが、これは戦闘機であって爆撃機じゃない。あるいはミサイルもない。私は、トマホークを改良するか日本の護衛艦に積む、そんなことも一つの考え方じゃないかと思うんですけれども、現実に国民は、では何も対抗手段がないのでいいのかと。きょう、あしたといって、これは無理ですけれども、防衛庁もこれを中長期を、そんな長い先じゃなくて、考えていかないといけない時代になってきているんじゃないかなということを申し上げておきたい、こう思います。
 最後に一言だけ、外務大臣にお願いしておきたいんですが、私、生まれは柏崎なんでございまして、柏崎は蓮池さんがおりまして、せんだってもそこで会合があったときに蓮池さんが言っていたんですけれども、よその国は人道援助と称して米を援助することがあっても、それは主権を侵害されていない国がそういうことを言っている分には構わないけれども、我が国は拉致の問題でこれだけ主権を侵害されたんだ、よその国と違うんだ、そこをはっきりさせないまま、よその国と同じようにつき合うべきだということで、人道援助の方ばかり言って米の支援をするのは国家としておかしいんじゃないかということをしきりに言っていたんですよ。
 まさにそういうことであって、国家の主権を侵害された国が、侵害されていない国と同じように、付和雷同していくということはぜひやめてもらいたいと私は思いますので、その決意を外務大臣にお伺いして、質問を終わりたいと思います。
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  1. 2008/04/01(火) 08:04:09|
  2. 横田エリアを無くそう--国会議事録でみる「米軍」「空域」「横田」|
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